新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
昨年は、日米金利差の拡大やウクライナ危機などの影響による、資材の高騰また、労働力の高齢化、そして人手不足なども合わせて複数の困難に直面しました。
しかし、そうした状況の中でも、脱炭素社会への移行とSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが進むにつれ、地球環境の保全活動に貢献する木造建築の優位性が次第に認識されるようになってきました。木材を積極的に利用することで炭素の固定蓄積量を増やし、大気中のCO₂削減に貢献する為、木材利用の推進は広範囲にわたって拡がっています。また、新しい木造建築材の導入や耐火技術の進化など、技術面での進歩も目覚ましく、中大規模木造や非住宅木造建築の市場も急速に拡大しています。弊社でも、混構造を用いた共同住宅の5階建てや、純木造の4階建て有料老人ホームなどの中大規模木造や、新たに非住宅木造建築への挑戦を通じて、KTIグループとしてできる事、KTIグループにしかできない事を懸命に模索し、『ものづくり』を通してオーナー様の資産形成、入居者様の安心・安全、地域の発展に微力ながらも貢献できるよう、社員一同、一丸となり邁進していく所存です。
皆様におかれましては今後も引き続きご指導、ご鞭撻をいただき、末永くお付き合いを賜りますようお願い申し上げますとともに、新年のご挨拶に代えさせていただきます。
株式会社 ケーティアイ建設工業
代表取締役 玉山 勲